いばらの姫と4人の騎士 説明書補足/追加・修正ルール


2008/6/26


ゲームモード/ショートバージョン(追加ルール

初回の練習プレイや時間がないときなどに適した短縮版のゲームです。
(大体1ゲーム40分〜60分で終わります)

一般ゲームの勝利条件は
「ワガママカード3枚を集め、姫を連れた状態で城から出る」ですが
ショートモードでは
「ワガママカード2枚を集め、姫を連れた状態で城から出る」となります。

ただし、特殊な準備として、以下の事を行ってください。
・ワガママカード「いばら姫の恋?」「伝説のルビー」を取り除いてください。
・イベントカード「ふしぎな宝石」2枚を取り除いてください。
・アイテムチップ「宝石」2枚を取り除いてください。


追加戦闘ルール(追加ルール

今までに「戦闘が物足りない」という意見を頂きました。
そこで、発展型の戦闘ルールとして以下のようなものをご用意しました。
追加戦闘ルールでは、必勝を期す場合、1枚のカードではなく
複数枚のカードを戦闘に使用することができます。
使用するカード枚数の宣言は攻撃側から行うものとします。

複数枚使用する場合は以下の2つのルールのどちらかに従ってください。

・同じスートのカードを複数枚出す
同じスートのカードを複数枚出した場合、カードの強さが出したカードの合計となります。
(「盾」によるアイコなどを打ち破りやすくなります)

・同じ数字のカードを複数枚出す
同じ数字で違うスートのカードを複数枚出した場合
相手が出したカードに応じて適切なカードを選ぶことができます。
(スートによる勝負に勝ちやすくなります。ただし「盾」には意味がないこともあります)

攻撃側、防御側ともに同じ数字で違うスートのカードを
複数枚出した場合、お互いに出したカードの内1枚を
内容が相手にわからないように捨て、残ったカードでもう一度勝負します。
それでも決着が付かないようであれば、決着がつくまで同じ手順を繰り返してください。

・ライアンの特殊能力について
ライアンの特殊能力によってスペシャルアクションカードを複数枚の中に含める場合、
そのカードは一緒に出したカードと同じスートで強さ15のカードになるものとします。
SPカードを「同じ数字で違うスート」の複数枚出しに使用することはできません。
・悪運の指輪について
このアイテムを使用する場合は、自分の出したカードと相手のカードが明らかになった時点で、
既に出したカードは含めずにもう1回カードを選択して出せるものとします。
2回目のカードの出し方は1枚でも複数でも構いません。

・同じスートの同数字と別のスートの同数字をまとめて出す事はできるか?
例えば剣の8・8と巻物の8・8を持っていた場合、それらを全て同時に出して
剣16/巻物16として戦闘を行う事は可能であるとします。
ただし、相手が複数スートを出して決着がつかなかった場合にカードを捨てて
出しなおす際、どちらか一方のスートを全て捨てなくてはならないものとします。
(例の場合、剣か巻物どちらかのカードを2枚とも捨てます)


2007/8/18


内容物「イベントマーカー」について(補足

マーカー(コマ)のうち、シルエットの人物が描かれた黒いコマが「イベントマーカー」です。


イライラカウンターについて(補足

イライラカウンターは新しいワガママカードがめくられた時点では0です。
カウンター追加の条件(変更あり・次項)が満たされるたびに数値が上昇して行きます。
イライラカウンターは、姫の怒りが爆発するか、誰かがカードを取得して
別のワガママカードがめくられる時点で取り除かれます。


イライラカウンターの増加タイミング/怒り爆発について(変更

イライラカウンターの増加するタイミングが若干複雑でプレイヤーの皆様の混乱を招いているようなので、
以下のように変更します。

・手番を終了するプレイヤーが「姫と同行」状態にあり、場に表になったワガママカードが
 存在しない場合、ワガママ山札を1枚めくります。
・手番を終了するプレイヤーが「姫と同行」状態にあり、場に表になったワガママカードが
 既にある場合、イライラカウンターを1増やします。
 その結果として、イライラカウンターの数字がカードに表示された「イライラ限界」以上に
 なってしまった場合、姫の怒りが爆発します。

ラウンド開始時、及び戦闘結果によるイライラカウンターの増加はなくなります。


姫の怒り爆発によるペナルティーについて(変更

姫の怒り爆発時に取得ワガママカード全捨てでは厳しすぎる、というご意見を戴きましたので、
メインルールを「爆発時に全て捨てる」から「1枚捨てる」(プレイヤーが選択して捨てる)に変更します。
なお、怒り爆発以外で取得済みのワガママカードが失われる事はありません。
現行の全捨てルールは、このゲームを複数回遊んでいただき、カード内容や
ルールに慣れ親しんだ方がより派手なゲーム展開を楽しむ際にオプションルールとして
使用していただければと思います。
(また、別の選択肢として、通常のワガママ爆発では全捨て、イベントカードによる
ワガママ爆発時のみ1枚捨て、という設定にしても良いかと思います。お好みのルールをお使いください)


ランダム配置の処理(変更

現行のルールでは、ランダム配置で不適切なマスが指定された場合、次のカードをめくって
新しいますを決定していますが、これは山札の無駄な消費につながるので、以下のように変更します。

・移動(配置)しようとしたマスに何らかのマーカーが存在する場合、カードをめくって出た数字に1を足して
 そのマスに配置を行います。もしそのマスにもマーカーがある場合は同じように1を足して次のマスを参照します。
 配置できるまで同様の処理を繰り返します。(12を超えた場合1に戻ります)
(例:ランダム配置で「8」のカードを引いた場合、そのマスに他のマーカーがあったら8+1で
9のマスに配置します。9のマスにもマーカーがあった場合は10のマスに移動します)


ランダムで山札をめくる場合のスペシャルアクションカードの処理(選択ルール

ランダムに山札をめくった時にスペシャルアクションカードが出た場合、現行のルールでは不適切なカードとして
「0」もしくは捨て札としていますが、このようにして特殊能力の機会が無駄になるのはもったいないので
以下のようなルールを選択ルールとして設定します。

・ランダム配置や探索においてスペシャルアクションカードが出た場合、そのカードは行動に関係するプレイヤーの
手札に加えられる。

1 イベントマーカー再配置時に出た場合:手番のプレイヤーが入手
2 戦闘によるランダム配置時に出た場合:ランダム配置されたプレイヤーが入手
3 怒り爆発によるランダム配置時に出た場合:ランダム配置されたプレイヤーが入手
4 探索判定時に出た場合:手番のプレイヤーが入手
5 その他の場合:基本的にその時点での手番プレイヤーが入手


キャラクター「ゲイブリッツ」が弱く感じたら(選択ルール

キャラクター「ゲイブリッツ」は他のキャラクターと比べて弱いというご意見を戴きました。
もしそのように感じた場合は、「ゲイブリッツ」の特殊能力を以下のように変更してください。
「対象のプレイヤーはカードを3枚選んで捨てる もしくは カードを3枚引く」 (自分を対象に選択してもよい)


キャラクター「ライアン」と行動順(選択ルール

キャラクター「ライアン」の持つ、姫と同行時に全能力を得る特性は非常に強力です。
そのため、ライアンから行動をする場合、手札の内容によってはかなり有利に
ゲームを進めることが出来ます。これを是正するため、以下のような選択ルールを設定します。
ライアンが強いと感じたらお使いください。
「ゲームの開始時、ライアンのプレイヤーに最後に手番が回るような順番でゲームを開始する」 inserted by FC2 system