成敗 Say Bye to the Villains |
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2012年11月発行 販売価格:2800円(税込) イラスト:杉浦のぼる様 プレイ時間:30分〜60分 |
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このゲームは3人から8人で遊べます。 基本的に必要な物は全てセットに含まれています。 |
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製品イメージ |
内容物 カード 160枚 |
カード例 |
ストーリー 降りしきる雨の中、一人の少女が一心に祈りを捧げていた。 「街の外れの神社は願いを叶えてくれる」そんな他愛もない噂に 最後の希望を賭け、ここまでやってきたのだ。 その体は冷え切り、手足はかじかんでいたが、少女は祈るのをやめなかった。 「神様、どうか…… どうかお父ちゃんの仇を討ってください。悪い奴らをやっつけてください」 しばらくして、疲労と高熱に倒れる少女。 そんな少女を優しく抱きとめたのは、この神社に仕える若い巫女であった。 「これは私からの依頼とします。あの少女のお父上の仇、見事討ち果たして下さい」 そう言うと、巫女は袖から4枚の小判を取り出し、場に置いた。 「平次さんの調べによれば、彼女の父親を陥れたのは、奉行の青柳と、 越後屋総兵衛。そして、実際に手を下したのは用心棒として雇われている乾八郎という剣士と、 山犬の甚五郎というごろつきです」 「乾は俺がやろう」総髪の浪人が1枚を取った。長めの刀を腰に差すと、静かに社を出る。 「……」不思議な雰囲気の美女が白く美しい手で1枚を取ると、無言のまま席を立つ。 「甚五郎とかいう奴はアタシがやる!」片手を挙げて参加を主張していた少女が、 1枚を取って元気に走り出て行く。 「お奉行……」苦渋の表情を浮かべ、若い同心が最後の1枚を取った。 「もはやその悪行を許すわけにはいきません。今宵、お命、頂戴します。」 かくて闇夜を走る4つの影。悪党達に裁きを下す「成敗人」たちの夜が始まった。 |
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ゲームの概要 プレイヤーは法で裁けぬ悪を秘密裏に裁く「成敗人」となり、街にはびこる悪党達を斬り捨てます。 ただし、悪党達は様々な秘密を持っています。多くの部下を引き連れているもの。 人質を取って待ち構えているもの。悪党に見えて実は自らの行いに苦しむ善人、 というような場合すらあります。 また、成敗人たちはけして無敵ではありません。備えもなく闇討ちを試みれば、 卑怯な悪党の罠にかかって倒されてしまうやも知れません。 成敗人には、固有の特別な能力と、成敗決行までに行える様々な支度を示す手札が与えられます。 それらを使用して悪党の秘密を暴き、または自らの能力を強化して、悪党の成敗を 成功させなくてはなりません。 ただし、手札や能力の使用には時間がかかります。決行までの限られた時間の中で仲間と協力し、 見事全ての悪党を成敗することができるでしょうか。 |